『ムーラン・ルージュ』と『RENT/レント』の二本立てに行ってきました。
早稲田松竹のミュージカル特集、これが四週目です。二週目の『シェルブールの雨傘』&『ロバと王女』も観にいったんですけれど、記事にするのを忘れていました…。
以下はそれぞれの短評。どちらも再見です。
『ムーラン・ルージュ』 Moulin Rouge (2001)
“バズ・ラーマン スペシャル・コレクション”に入っているDVDが大好きで何度か観ているけれど、劇場で観ると迫力が違うなあ…。とくに音。早稲田松竹、きょうはいつもの1.3倍くらい出しているんじゃない?ってくらいにがんがん鳴らしてくれていて、非常に楽しかったです。ミュージカル映画はやっぱり映画館で、大音響で、観るのが正しいなあと実感。
それにしても泣いた泣いた。ユーアン・マグレガーに泣かされるなんて非常に業腹なんですけれど、どうしようもない。クライマックスの舞台の場面ではあたり全体からすすり泣きが聞こえてきました。
ニコール・キッドマンの美しかったこと! もうずっとこういう映画に出ていてほしい。妙な色気を出して『めぐりあう時間たち』みたいのに出なくてもいいから…というのは暴言ですけれど、ニコールにはいつでもきらきらしていてほしいです。
『RENT/レント』 Rent (2005)
この映画は人生讃歌だと思うことが多いのですが、きょうは『ムーラン・ルージュ』に引きずられてか恋の物語の部分が強く見えました。ロジャーとミミ、コリンズとエインジェル、モーリーンとジョウアン。わたしは断然コリンズとエインジェル贔屓で、映画を作った人たちもおなじ気がします。エンドロールでもこのふたりのテーマ“I'll Cover You”が流れるし。
あとロジャーとマークの絆が何度か観るうちによくわかるようになって、いまではかなりの泣きどころです。マークはほんとにいつもいつもロジャーを気遣っている。好きだなあ、このふたり。マークにいいひとが現れるといいのに。
DVDでも三回くらい観たはずなんだけど、まだおもしろい。いっそ思い入れの深さがものを言っているような気もしてきました。どちらにせよ今年のベスト5には入れたいところです。
というわけで、きょうの二本の共通点は、
- 死にゆく娼婦のモチーフ: 結核の高級娼婦サティーン、エイズの踊り子ミミ。
- オペラの影響: 『ムーラン・ルージュ』と『椿姫』(ヴェルディ)、『RENT』と『ラ・ボエーム』(プッチーニ)。
- 作中でほぼ一年が流れる。
というところでしょうか。早稲田松竹はやっぱりけっこう考えて番組を組んでいるなあと思った次第。





